公演レポート

11月16日(土)『狂言ワークショップ』

【狂言ワークショップを開催しました】

 

今日は当館のストーンズホールで狂言のワークショップを開催しました。

講師は15日に七国山小学校で行ったワークショップに同じく和泉流狂言師の髙澤祐介さんです。

7歳から87歳と幅の広い年齢層の13名がご参加くださいました。

 

平均年齢は70歳前後でしたので、発声を中心としたプログラムを実施しました。

まず、扇を頭にのせて落ちないように摺り足でホールの隅から隅まで行ったり来たりしました。扇を落とす方は少なく、皆さん上手に床を足の裏で刷りながら進まれました。

 

 

続いて、小舞「兎」を髙澤さんがご披露し、皆さんと謡いました。

短く切りながら伝えて、謡っていただくのでどの方も無理なく謡えました。

ここで5分間の休憩の予定でしたが皆さん「休憩は必要ない」と仰られるので、そのままプログラムは進みます。

 

まずは狂言に触れていただこうと髙澤さんが狂言「雷」(和泉流)の一節をご披露してくださり、何となく狂言が分かったところで小学校の国語の教科書にも載っている狂言「柿山伏」に入ります。まず台本を読み合わせ、「名乗り」「犬」「猿」「キジ」まで読み、耕作人と山伏の2つに分かれて演じました。

 

 

そして最後に、所作の「泣き」と「大笑い」をして解散となりました。

 

今回の参加者は皆さん積極的で、7歳も87歳も楽し気に大きな声を発していました。そして、どの方も楽しかったようで、満足げにニコニコされてお帰りになるのが印象的でした。

 

来週11/23(土)、24(日)13:00~16:00は同じ会場で『能』のワークショップを開催します!!

主に姿勢を美しく保つことに重点を置き、演劇のメソドである体の力を抜き、自分の体を意識するアレクサンダーテクニークを用います。

参加費は一般5,000円、学生3,000円(高校生から25歳)です。靴を脱いで靴下で活動します。是非、お気軽にご参加ください。

 

『能とアレクサンダーテクニークワークショップ』の詳しい情報はこちらをご覧ください。

 

<問合せ・申し込み>

桜美林芸術文化ホール

電話:042-739-0071(平日10:00~16:00)

Eメール:geibunhall@obirin.ac.jp

 

 

<参加者の感想>

〇大きな声を出して気持ち良かったです。

〇とても楽しい時間でした。ありがとうございました。

〇頭と体を動かせ楽しかった。

〇ふだん大声を出さないから、とても楽しかった。

〇大きな声を出せてスッキリしました。

〇狂言の体験ができて良かったです。

〇大変楽しく学べました。声を出せて気持ち良かったです。分かりやすく教えてくださりありがとうございました。

 

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