【シェイクスピア・リーディング・ワークショップを開催しました!】
9月14日(土)に「シェイクスピアの言の葉の海を泳ぐ」と題して、一般の方と俳優が共にシェイクスピア原作『マクベス』の台本を読むリーディング・ワークショップを開催しました。
当ホールは開館3年目でまだまだ知られていないので、今回は参加しやすい町田駅のそばで開催しようと、ホールの外に出て活動するアウトリーチ事業にしました。
快くご共催くださったのは町田市民文学館ことばらんど。
町田市の中心市街地の片隅に、文学やことば・物語の魅力に溢れる居心地のよい場所をつくろうと2006年10月27日に開館した文学館です。
展示事業にも注力され、9月23日(月)まで「チリとチリリ-どいかや絵本の世界展」を開催していらっしゃいます。
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/doikaya.html
ワークショップは午前の回10名、午後の回15名の参加者があり、小学生や高校生から高齢者の方まで老若男女、演劇を志す人、学生時代に演劇部に所属していた人、普段は演劇鑑賞者、そしてシェイクスピアファンと多彩な集まりになりました。
イエローヘルメッツ(旧:子供のためのシェイクスピア)から鷹野梨恵子さん、若松力さんにご参加いただきましたが、鷹野さんからどんどんアイデアが出され、「この魔女は全員でささやく感じで言ってみよう」「このシーンのマクベスは若松さんが読んで、みんなはマクベスに向かって読もう」など、どんどん演劇に近い読み方になっていきました。
午前の回に参加した数人が午後も是非と連続参加したり、皆さん楽しそうでした。
また、冒頭に桜美林大学の岸田真教授にシェイクスピアについてのレクチャーをしていただきましたが、ワークショップの前後で俳優や参加者が岸田先生にシェイクスピアについて質問している姿が印象的でした。
次回の主催事業は、9月21日(土)桜美林芸術文化ホールで日本最古のセリフ劇である狂言公演「ひなたやま狂言会」を開催します。是非、お越しください!